実務ガイド
経費精算の申請・承認フローの決め方
公開 ・ 更新
経費精算のフローは、承認の段階を増やすほど確実になりますが、締めまでの時間もかかります。ここでは少人数の会社でよく使われる考え方を、一般的な実務として紹介します(法令上の決まりではありません)。
承認の段階を決める
多くの会社では「申請者の上長が業務上必要かを確認し、経理が金額・証憑・勘定科目を確認する」2段階で運用しています。上長と経理で確認する観点を分けると、二重の確認の手間を減らせます。
差し戻しのルールを決める
- 差し戻すときは理由を必ず書く(何を直せば承認されるかが分かるように)
- 締め日と、締め後に提出された申請の扱いを決めておく
- 領収書がない場合の扱い(出金伝票など)を事前に決めておく
領収書とインボイス制度
消費税の仕入税額控除を受けるには、原則として適格請求書(インボイス)などと帳簿の保存が必要です。一方、公共交通機関の運賃(3万円未満)など、帳簿のみの保存で認められる特例もあります。どの経費がどちらに当たるかは、国税庁のQ&Aで確認してください。
電子で受け取った領収書の保存方法は、電子帳簿保存法の要件にも関係します。保存の方法は、経理担当者や税理士と確認して決めてください。
出典・参考資料
出典(2026年10月14日確認)
※ 本ガイドは一般的な情報の提供を目的としています。法令や制度は改正されることがあるため、実際の手続きの前に出典の最新情報をご確認ください。個別の判断は、税理士・社会保険労務士などの専門家や所轄の行政機関にご相談ください。